9月4日、株式会社日本ハウスホールディングス(以下、日本ハウスHD)の2020年10月期3Q決算短信が開示されました。
日本ハウスHDは檜を使用した木造住宅に強みを持つハウスメーカーで、住宅事業の他にはホテル事業、太陽光発電事業を展開しています。
3Q業績と売上高推移
短信サマリー情報の連結経営成績です。
売上高の四半期推移です。
売上高は積雪の多い北海道・東北地域の割合が多く下期偏重となっています。
経営トピック
企業理念は実力主義を掲げています。
2019年10月期の有価証券報告書の記載によりますと、平均給料は前期末で36歳で5,170千円とあります。企業理念がこのような感じなのでこの数字にはかなりばらつきがあるのではないかと思います。
期末の配当は短信開示時点では未定のようです。
業績予想については通期では利益はプラスに転じる予想です。
関連統計
構造別の着工新設住宅数のうち木造住宅の四半期推移です。
※掲載日時点の「建築着工統計調査報告 構造別着工戸数」(国土交通省)をもとに作成 https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/jouhouka/sosei_jouhouka_tk4_000002.html
都道府県別の着工新設住宅数のうち北海道と東北エリアの四半期推移です。
※掲載日時点の「建築着工統計調査報告 都道府県別着工戸数」(国土交通省)をもとに作成 https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/jouhouka/sosei_jouhouka_tk4_000002.html
住宅営業の新たな施策としてオンライン上で住宅を紹介していますが、ホームページにある「WEB住宅展示場」は360度の3D映像で住宅内部を見ることができます。こちらはとても夢が膨らむなと思いました。
以上、気になる会社の決算分析でした。
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