三井ハイテック（6966）2021年1月期2Q決算

株式会社三井ハイテック（以下、三井ハイテック）の2021年1月期第2四半期決算が開示されました。

三井ハイテックはプレス用精密金型、工作機械、リードフレーム、モーターコアなどの製造・販売を行っています。本社は福岡県北九州市にあります。

2Q業績と売上高推移

当期の売上高は44,041百万円となり前年同期比で4.2%の増加、経常利益は前期△6百万円から当期786百万円と黒字化、当期純利益は前期△232百万円から当期530百万円と黒字化しました。

売上高の四半期推移です。直近3年では概ね増加傾向になっています。半導体製品の生産調整の影響を受け2018年11月～2019年1月が一度減少しておりますが、以降は再び増加傾向となっています。

粗利率の推移です。直近3年では2019年2～4月が9.2%と一番低くなりそこからは概ね上昇しています。

新光電気工業（6967）の売上高の四半期推移です。決算期が異なるので単純比較はできませんが、直近の1年間の上昇率は新光電気工業のほうが高くなっています。

車載用モーターコア金型の受注、PCやタブレット、無線LANなどの情報通信機器関連向けの半導体製品の需要が拡大したことが全体売上高の増加につながりました。

工作機械事業の売上高は前年同期比で54.7%の減少になりました。

工作機械については下記の記事もご参照ください。

以上、気になる会社の決算分析でした。