内田洋行(8057)2020年7月期4Q決算

8月31日、内田洋行の2020年7月期4Q決算短信が開示されました。

内田洋行はICT関連事業と環境構築関連事業を公共関連分野、情報関連分野、オフィス関連分野に向けて展開しています。

今期はWindows10更新需要と教育ICT需要が大きく増収に貢献しました。

短信の連結経営成績です。

売上高の四半期推移です。

直近3年ではコロナ禍にも負けず各四半期において前年同期比でプラスとなっています。

内田洋行のIRページ

来期も増収の見込みですが、営業利益と経常利益は減益となります。

一方で、来期の当期純利益は今期減損が特別損失に計上された影響でプラス8.9%になっています。

 

関連統計です。教育現場のPCの導入の導入状況をグラフ化しました。

※本記事投稿時点の「学校における教育の情報化の実態等に関する調査」(文部科学省)をもとに作成 https://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa01/jouhouka/1259933.htm

教育現場でPCの導入が爆発的に増加しているとは言えませんが、じわじわと毎年増加しています。端末の買い替えやOSや各種ソフトのバージョンアップは継続してあるので引き続き需要が見込める分野であると思われます。

 

以上、気になる会社の決算分析でした。

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