8月19日、北川精機の2020年6月期4Q決算が開示されました。
広島に本社があるプリント基板向けのプレス装置を製造・販売する会社です。
決算短信サマリー情報の連経営成績です。
当第1四半期にキタガワエンジニアリング株式会社(建材機械事業)が連結から外れているため個別業績を比較することが良いのかもしれません。
注目点としては、当期を含む過去数年は無配が続いていましたが、翌年度分からは配当を行う記載が短信上にあったことです。
2019年11月に減資により欠損補填を行っています。今後の株価の上昇が期待されます。
北川精機のIRページです。
株主・投資家向け情報
IRニュース・中期経営計画・IRカレンダーなどを掲載しています。
主要製品を取り巻く環境です。概ね横ばいの状況が続いており、新型コロナウイルスの影響も若干みられたといった状況です。
※本記事公開日現在の「鉱工業生産・出荷・在庫指数」(経済産業省)をもとに作成 https://www.meti.go.jp/statistics/index.html
短信定性情報の記述にもあるように生産は個別受注のため四半期推移をとると売上高が大きく変動しております。
4-6月の受注状況が翌期1Qの業績に影響を及ぼすと思われますが、業績予想を見ると新型コロナウイルスの影響は限定的なのではないかと予想しています。
以上、気になる会社の決算分析でした。
コメント