船井総研HD(9757)2020年12月期2Q決算

8月20日、船井総研ホールディングス(以下、船井総研HD)の2020年12月期2Qの決算短信が開示されました。

船井総研HDは中小から中堅をターゲットにコンサルティングサービスを展開しています。

コンサルティングの領域は、住宅・不動産、医療・介護・福祉・士業・モビリティ、環境・エネルギー、教育・保育・スクールなど多岐にわたります。

2Qの連結経営成績です。

2Qまでは主力の住宅・不動産が前年対比で+3.0%になったことにより増収を確保しましたが、人員の積極採用を行っていることから営業利益以下は前年対比で減益となりました。

利益剰余金が積み上がっており、2Q末現在で自己資本比率は84.1%になっています。

決算説明資料で強調されているように、株主還元に積極的な姿勢で、一株あたり配当は2013年12月期から増配を続けています。

※過去の開示資料より作成

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M&Aの影響もありますが、直近の3年のグループ全体の売上高は船井総研HDのほうが拡大傾向であるように見えます。

以上、気になる会社の決算分析でした。

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