9月4日、ティーライフの2020年7月期4Q決算短信が開示されました。
ティーライフは静岡県に本社がある健康茶・健康食品・化粧品等の通信販売会社です。
商品のチャネルはECサイトでの販売、グループ会社を通じたテレビショッピングや通販販売会社への卸売となっています。
4Q業績と売上推移
短信サマリー情報の連結経営成績です。
売上高の四半期推移です。
粗利率の四半期推移です。
グループ全体の粗利率は減少傾向となっています。
経営トピック
今期は掛川の物流センターを新規取得したこともあり、借入金が10億円増加しています。それに伴い、自己資本比率は前期末73.8%から当期末63.6%に変化しています。
今後、自社の配送の効率化と物流センターの一部賃貸を行っていくとのことです。
短信の定性情報によるとM&Aには積極的な姿勢ですが、来期は減収減益の予想となっています。
同業他社比較
ティーライフと近い事業を行う会社としてはサプリメントや化粧品で有名なファンケル(4921)があげられるかと思います。
売上高の四半期推移です。
主力の化粧品や栄養補助食品関連事業が減収となったようです。
販売チャネル別では2020年4-6月の通信販売の伸び率はプラス、店舗売上の伸び率は大幅なマイナスとなっています。
以上、気になる会社の決算分析でした。
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