本記事掲載日現在、フィーチャ（4052）の株価上昇率が上位となっていました。前日比20.60%（+655円）で取引を終えています。
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当然、明日はどうなるかわかりませんが、気になって調べていたところ6月決算ということで8月14日に短信が開示されていたことがわかりました。
フィーチャはドライブレコーダーやIoT分野での画像認識アルゴリズムを開発・提供している会社です。自動車部品メーカー向けの受託開発やライセンス、商社を通じたそれらの販売が主な収入源となっています。開発は中国のグループ会社に委託しているようです。
上場は2020年6月なので今回は上場後初の決算短信の開示です。
では内容を見てみたいと思います。
決算短信サマリー情報の連経営成績です。
翌期は全体売上高8.2%増加と予想。
新型コロナウイルスの影響で顧客の開発予算縮小の懸念から受託開発収入は減収と予想。一方、新車向けの車載カメラ案件が好調でライセンス収入の増加が全体売上高を押し上げる予想となっています。
フィーチャのIRページです。
IR情報｜Ficha Inc.
フィーチャ株式会社は、あらゆるモノのインテリジェント化を目指し、スマート社会の安全や快適、効率に貢献します。
ficha.jp
ドライブレコーダーに関する統計があります。
※本記事公開日現在の「ドライブレコーダー国内出荷実績」（一般社団法人電子情報技術産業協会）をもとに作成 https://www.jeita.or.jp/japanese/stat/drive/index.html
近年はあおり運転がニュースで取り上げられることが多く、ドライブレコーダーをつけておこうと言う意識が高まっていたかと思いますが、外出自粛などの影響か2020年4-6月の出荷台数はやや失速気味です。
以上、気になる会社の決算分析でした。
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